私が治療家になった理由 | 春日の整体【女性専用】Health lab Hatai

1973年9月29日大分市生まれ。今まで引っ越したのは海外２回をふくむ17回。春日市に2014年に定住するまでは２年に一度引っ越す生活が続いていました。幼稚園時代はひたすら泥団子づくりにはまったり、小学生の頃は真っ暗になるまで田舎の外で遊ぶのが大好きな子どもでした。しかし、気管支炎や中耳炎を繰り返し、病院に通いがやめられない体の弱い私。でも、好奇心はとっても旺盛で、サッカー、水泳、ピアノ、日舞、習字、体操と習い事は山ほどさせてもらいました。小学校4年生の時にバドミントンに出会いました。まさかそこから40年も続ける事になるとは思いませんでしたが、シャトルを打つことが楽しくて、夢中になりました。１年後に引越し、中学では軟式テニス部に所属。もっとバドミントンがやってみたいと思い、高校は親や先生の反対を押し切ってバドミントンができる学校を選びました。そこから、こんなはずじゃなかった高校生活が始まりました。

平日は１６時から19：30まで部活をやってから、自転車で20分移動して22時まで自主練習。学校がない日は試合や遠征、一日練習で年間の休みは7日くらい。指導の先生もよくつきあってくださったと思いますが、ケガ人続出で保護者からは、やりすぎだとブーイングの嵐。授業中は死んだように寝て体力を回復させるという生活をしていました。貧血・胃炎・頭痛・アレルギー・低体温・タンパク尿などがあったので練習の途中で倒れ、トレーニングでは脱落し、捻挫・足底筋膜炎・疲労骨折・オスグッドなどのケガを繰り返していました。授業参観の日ですら起きていられない私を見た母は心配して、部活を休むようにと言ってくれたりもしましたが、聞く耳もたずで、いつもイライラして長い反抗期をしてしまいました。インターハイに出るほどの強豪校だったにも関わらず、私の代ではインターハイ出場を逃してしまい悔しい思いをしました。康子って名前のくせに、私の体はなんでこんなに弱いんだろう… 怪我ばっかりするんだろう…キャプテンだったけど、余裕が全くありませんでした。チーム内はごたごた続きで、成績も下がりまくって、挫折感満載の高校時代を過ごしました。でも、体力なし、運動神経弱めの私が、楽しい思い出もつくれて、40年以上もバドミントンにかかわってきたのは不思議な気がします。おかげで、フォームを見て癖を理解する分析力と、どんな時もあきらめない適応力は育てていただいたと思います。

大学に進むときは栄養士や看護師理学療法士などの体を良くする学校などを探していました。最終的には栄養士の学校を選んだのですがそれでもなぜ私の体がこんなに弱かったのかということはいまいちピンとこない …来ないどころかなぜ病気の人に行う食事療法は健常者と違うのかと疑問は膨らむ一方でした。知識が不十分すぎて、栄養学が身につく間もなかったのだと思います。栄養学を生かしきれない私は、就職は海外旅行に行けるぐらいお給料が良い会社がいいと考え当時 OL に人気の企業に就職することができました。バブルの終わり頃でしたから華やかだったと思います。 6年勤務した後主人（大学のバドミントンサークルで出会った優しい彼）からアメリカに行くからとプロポーズしてもらい、一緒にカリフォルニアに行くことになりました。おかげさまで私はヨーロッパやアフリカ・アジアと世界中を旅することができ、本当に貴重な体験をたくさん重ね、幸せな時間を満喫していました。

福岡に帰国後、待望の長女が順調に生まれ、生後１カ月から全身アトピーが始まりました。乳児湿疹というのがあるけど一応検査しましょうと検査をすると、 5大アレルゲン（卵牛乳大豆米小麦）だけでなくほこりや猫、ダニにも最高値の反応。母乳をしていた私の食事制限が始まりました。ちょっとくらい大丈夫だろうとドーナツを食べると翌々日に子供のアトピーがひどくなる。私が体に良いからと妊娠中毎日食べた卵や牛乳が長女のアトピーを助長していると思うと泣きたくなりました。卵　牛乳　小麦　そば　エビ　カニ　イクラの完全除去と、米にも反応していたので、米は１日１回まで、主食はかぼちゃや芋を回転させ、油を極力控え病院と母乳育児の桶谷式に繰り返し通う生活が２年半続きました。ある先生には「栄養士とか看護師の子どもってかえってアトピーが多い」と言われ、どうしたら治るの！！だれか教えて！！と腹立たしい気持ちで過ごしていました。買い物をする時に食品表示を見て買い物をするという癖がつきました。身体が悪くなるような日用品を売らないで！とか身体が悪くなるような食品添加物を入れないで！とメーカーや社会に対して怒っていたように思います。自分を責め、社会を責め、長い鬱だったと思います。

次女はアトピーもなく、すくすく育ってくれていましたが、主婦生活の中で社会から取り残されたような気がして、何か手に職をつけたいと思い始めた時、先輩にレイキとロミロミ（ハワイのアロマトリートメント）を習うことになりました。キネシオロジー（筋肉反射）を使ったエネルギー療法にも繋げてもらって、どんな状況でも幸せの方向に切り替えられる事を教えてもらいました。心と体からのサインを受け取り続けようと心がけるようになりました。すると周りの方にもそれが伝染するようになり、まわりの方も病気や不調が快方にむかうという事が起こりはじめました。私の父は遠隔のヒーリングで本人にも知らせずに脳梗塞の後遺症がはずれ、歩きだしました。奇跡的なたくさんのセッションを見る事で、不思議な事は存在するという事、因果や心と身体のつながりが見えてきました。思い込みが変わると身体が変わるということが腑に落ちて、私のイライラが治まったころ、長女のアトピーも改善していきました。

バドミントンのやりすぎで半月板を損傷し、手術と言われた時に、本気で自分のやりたいことは何かを身体に聴くということをやりました。自分の足を止められる経験は身体の願いからずれているんだな～と感じたからです。立ち止まって「自分を立て直し、整体師になる」と決意すると膝をよくするための療法や素敵な先生方に出会えました。主人も交通事故で腰椎骨折という持病があったため、私が整体を学ぶことを応援してくれました。やりたい事が見つかってからというもの身体が弱かった私はどこへやら、現在は平熱37℃近くて二十歳の頃より元気です。開業するまで様々な学びが必要で決意してから12年もかかりましたが、その時間も、経験も必要だったと今は思います。すばらしい先生方に学ぶことができました。栄養学も、納得の最新の理論に出会い、心、整体、栄養と柱ができました。自宅開業なので、「整体はママらしいね、がんばって～」と後押ししてくれた家族に感謝いっぱいです。

「健康は取り戻せる」という希望を貴方にお届けできる幸せ。身体のパワフルさに一緒に気付き感動を共に味わえる幸せいっぱいの日々を過ごさせていただいています。

みんなが健康で、のびやかに幸せに生きられる世界でありますように☆彡

長文でしたが、お読みいただきましてありがとうございました。